「マタニティブルー」について知っておきたいこと - 大野城市産後骨盤矯正「整体つぼっくす」

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「マタニティブルー」について知っておきたいこと

2015年03月30日

「赤ちゃんが産まれてとても嬉しいはずなのに、悲しい気持ちになったり、涙が出たり、不安で眠れなくなったり、やる気が起こらなかったりします。なぜなのでしょうか?」と言った質問があります。

また「子供が生まれたばかりで喜んでいるのですが、妻が情緒不安定のように感じます。このような場合はどんなことをしてあげれば良いのでしょうか?」と言ったご主人からの質問もあります。

赤ちゃんの誕生はとても嬉しいはずですが、産後間もなくして情緒不安定になるお母さんもいて、この状況を「マタニティブルー」と呼んでいます。

症状に差はあるものの2人に1人の確率でなると言うデータもある程ですが、病気ではなく一過性のものなので10日~2週間もすれば大抵は治るものなので必要以上に心配することはありません。

しかし、お母さん本人をはじめ周囲の人も不安を感じたり、心配になったりするでしょうから事前にどう言うものなのかを知っておくことも大切かも知れません。

どうしてなってしまうのかと言うと、出産の疲れから回復していない状態で慣れない育児による疲れや睡眠不足が重なることや、慣れない育児に対するプレッシャー・孤独感などが要因として考えられます。

ただ、それよりも大きくかかわってくる要因は産後の急激なホルモン低下で、この急激なホルモン変化に体が対応できずに、一時的な情緒不安定になると考えられています。

では、症状が起こったらどうすると良いのでしょう。
先に触れたように一過性のものですから、焦らずにゆっくりと体調を整えていくように心がけると、自然に赤ちゃんを育てる前向きな気持ちになってきます。

ただ、不安な気持ちや気持ちの切り替えが簡単にできないことを周囲の人たちに知ってもらうことも大切で、誰かと不安な気持ちを共有して助けてもらうように心がけると良いでしょう。

特に「ひとりで全てを完璧にやろう」と考えることは良くないので、無理をすることなく周囲の人に手伝ってもらいましょう。

つまり周囲の人たちの理解と協力、そして自分自身のキャパシティの見極めが重要と言うことを知っておきましょう。

ただ注意したいことは、マタニティブルーは病気ではないので時間の経過と共に自然に治りますが、稀に「産後うつ」に移行することもあると言う点です。

産後うつ病は出産後2~3週間から3ヶ月程度の間に発症して治療が必要な「心の病気」のひとつで、治療しないで放置していると本当のうつ病になってします。

軽い症状の場合にはカウンセリングを受けながら自然と治るケースもありますが、中等度から重症の場合には投薬も必要です。

赤ちゃんはお母さんの異変を敏感に察知するので少なからず悪影響を与えてしまうことも考えられるので、大切な赤ちゃんのためにもチョットした異変を感じたら、病院で検査して適切な治療を開始するようにしましょう。

あと病院での治療と共に整体など東洋医学の治療もおすすめで、整体で体を整えることによって心も整うこともあります。

ですから、病院での治療と併用することも検討してみると良いかも知れません。



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